社員ブログ

2018.04.27 中の人の日常

【MiraiNET】 締め切りに追われて大変だった

締め切りを過ぎて書く文章というのはとても趣深いものです。
ブログの締め切りは桜が散る頃には過ぎ、ついに次の担当者の文章が掲載されているのをみてようやくテキストエディタを開いた次第です。

本当かどうかは知らないですが、野坂昭如の娘が学校の宿題で「火垂るの墓を読んで作者の心境を考えてこい」と言われたそうです。娘は当然作者である父親に聞きます。
すると野坂昭如は
「締め切りに追われて大変だった」と言いました。娘は翌日学校でそう答え、バツをもらったそうです。つまり今の心境は「火垂るの墓」を書いている際の野坂昭如の心境とほぼ同じと言える、営業部マネージャーの山口です。

花見の季節も終わり、入学のシーズンも終わり、3月から4月にかけてイベントが多くありながらも、ずっと取り掛からずにいたためこうしてネタもなく困っているのです。
以前もここで紹介しましたが私はとても筆不精。ものを書き始めると終わるまでとても時間がかかるのです。現にこの文章のプロローグを書いてからすでに1週間が経過している始末。
そもそも飽き性だから仕方がない。
書いているそばからどんどん飽きてしまい、消しては書き、書いては消すを繰り返す。プロローグよりこっち側はこれでもう5原稿目くらいになる勢いです。

最初に書いた原稿は卒業シーズンに合わせ、自分が5年生の時に引き起こした6年生の卒業式の事件。これは当時の担任教師にこっぴどく叱られましたというお話。
ええ、これは卒業シーズンを大幅に経過してしまったため
ボツです。

そういえば担任といえばということで、過去の担任とのバトルについて数原稿。
ええ、これはよく考えたら会社のブログだったぞ、と思い直し全て
ボツ
文章を書くといえば、夏休みの宿題で、課題図書を読んで感想文を書く宿題があったのですが、課題図書を読むのが苦痛すぎて「存在しない空想の本」から「感想文」を書いたことがありました。
これはそれほどいい話でもないため
ボツ
このようにして、本当は大量に書いたにもかかわらず、すべてボツにしました!

というわけですでに締め切りを1ヶ月ほど経過しているわけです。趣深いと感慨に浸っていたのも過去の話。非常にまずい状況です。
先ほどなどはブログ担当者より「部下からは続々と原稿が集まっております」という冷徹すぎる追い込みを受け、長々と言い訳を重ねている次第です。

そしてどういうことかというと、誰かに迷惑をかけるので原稿の締め切りはしっかり守りましょう。ということです。
本当に申し訳ない。