【MiraiNet】Kindleで「ちびまる子ちゃん」全18巻を購入しました
ミライネット開発チームの伊藤です。
今回のblogは業務を離れたお話です。
先日、Amazon Kindleで「ちびまる子ちゃん」が1冊あたり税込77円という破格の価格で販売されていたので、思わず全18巻をまとめ買いしてしまいました。
「ちびまる子ちゃん」といえば、国民的アニメとして知られていますが、実は原作漫画を読むのは今回が初めて。
テレビアニメの印象が強いだけに、漫画版はどんな雰囲気なのか、興味津々で読み始めました。
アニメとは少し違う原作の魅力
アニメの「ちびまる子ちゃん」は、ほのぼのとした日常コメディのイメージが強いですが、原作漫画はもう少し毒気があり、大人目線でも楽しめる作風です。
主人公・まる子のズボラさやズル賢さが際立ち、どこか人間臭いキャラクターになっています。
このリアルさが、子どもだけでなく大人にも刺さるポイントなのかもしれません。
また、時代背景がしっかり描かれているのも魅力の一つ。
舞台は1970年代の静岡県清水市(現・静岡市清水区)で、当時の家庭の雰囲気や学校生活が細かく描かれています。
私自身、1969年生まれということもあり、まる子の世界観には強く共感する部分が多々あります。
学校の雰囲気や駄菓子屋の記憶、あの時代特有のちょっとしたルールや遊びなど、懐かしさを感じずにはいられません。
特に、「みつや」のような昔はどこにでもあった駄菓子屋に通った思い出がよみがえります。
子どもの頃に100円玉を握りしめ、どれを買うか悩みながら店先で友達と過ごした時間は、まる子の世界観と重なるものがあります。
続巻(18巻)の背景と作者交代
「ちびまる子ちゃん」は作者のさくらももこ先生が2018年に亡くなられたため、17巻が実質的な最後となりました。
しかし、2022年に18巻が発売されました。
この18巻は誰が描いたのか気になって調べたところ、長年アシスタントを務めた小萩ぼたんさんが作画を担当していることがわかりました。
小萩ぼたんさんは、さくら先生の作風を大切にしながらも、新たなエピソードを加えているようです。
読んでみると違和感がほとんどなく、まる子の世界が今でも続いているように感じられます。
まとめ:ちびまる子ちゃんは大人が読んでも面白い
全巻を読み終えて、改めて「ちびまる子ちゃん」は子ども向けの作品でありながら、大人になっても楽しめる漫画だと感じました。
アニメしか知らない人も、ぜひ原作を読んでみてほしいです。
ただ、「ちびまる子ちゃん」にははっきりとした最終話のような終わりはありません。
連載は続いていたものの、作者のさくらももこ先生が亡くなられたことで、これ以上の新作が読めないのは残念でなりません。
先生のユーモアと温かさが詰まった作品を、これからも大切に読み返したいと思います。
Kindle版ならいつでも手軽に読めるので、ちょっとした息抜きや移動時間にもピッタリ。
セールのタイミングを狙って、お得にまとめ買いするのもおすすめです!
皆さんは、原作の「ちびまる子ちゃん」を読んだことがありますか?
好きなエピソードがあれば、ぜひ教えてください!