【MiraiNet】LANケーブルの作り方
今回はLANケーブルの作り方を写真付きで解説していきます。
これを読めば、だれでもLANケーブルを作れます。
使用する道具は下記になります。
・皮むき工具
・かしめ工具
・テスター
・ニッパー
・モジュラープラグアセンブリツール
・RJ-45コネクタ
以下の手順で作成します。
① 外皮を切り取り、導線をばらす
② ばらした導線を並べ替える
③ RJ45プラグに挿入する
④ 圧着工具を使い圧着する
⑤ ケーブルチェッカーで確認する
では、詳しくみていきましょう。
① 外皮を切り取り、導線をばらす
皮むき工具を使ってLANケーブルの外皮を切り取り、ひねってある導線を解き、ペア毎に分けます。(図1)
(図1)Cat5e LANケーブルの導線
② ばらした導線を並べ替える
以下のように8本の導線を並べ替えます。(図2)
TIA/EIA-568-B(T568B)結線は、CAT5eケーブル、Cat6ケーブルのいずれでも使用可能な結線規格です。
※クロス結線の場合は、ケーブルの片方をストレートで結線し、もう片方をクロスで結線します。
③ RJ45プラグに挿入する
以下の2点に注意して導線を適当な長さに切りそろえ、並べ替えた順番を崩さないようにRJ-45プラグに挿入します
・導線をプラグの先まで挿入する(図3)
・LANケーブルを固定するツメのところにLANケーブルの外皮がかかるようにする(図3)
(図3)RJ45プラグへの導線挿入
④ 圧着工具を使い圧着する
圧着工具を使い圧着することでRJ-45プラグとLANケーブルを固定します。
圧着工具にLANケーブルをセットする際、差し込んだ導線がずれないよう、注意してください。
⑤ テスターで確認する
テスターに製作したLANケーブルを差し込み、正常に結線されているかチェックします。
以上となります。