フレッツ光クロスで10G接続やってみた
皆様ご無沙汰しております。
ミライネット 技術部の水谷です。
「技術blogを書こう!」という社内のムーブメントになりまして、技術ネタを書こうと思います。
■はじめに
わが町大垣もようやく「フレッツ光クロス」のサービスエリアとなりました。つまりは10Gbpsのアクセスラインが使えるぞ、ということです。
我が家もフレッツ光クロスのサービスエリアに含まれていたため、折角だからと乗り換えてみることにしてみました。
これまでもフレッツ光ネクスト・v6プラス接続(固定IP契約なし)で使っていたのですが、ルータ側の設定を微妙に変える必要があるとのことで、以下のように設定変更を行いました。
【参考】
NEC IX2215を使ってフレッツ光クロスでIPoE+固定IP接続 #IPoE – Qiita
(https://qiita.com/segre5458/items/00eca068f15d41007f3b)
v6プラス(MAP-E方式)設定ガイド : UNIVERGE IXシリーズ | nec
(https://jpn.nec.com/univerge/ix/Support/ipv6/v6plus-mape/index.html#dhcpv6pd)
■やってみよう
フレッツ光クロスでは、ひかり電話の契約が無くてもDHCPv6-PD接続である必要があります。
※これは公開情報である”「フレッツ光」技術参考資料”にも記述があります。
参考:https://flets-w.com/service/next/download/tool/gijyutsu_sankou_next_light.pdf
そのため、設定ガイドの「設定例3」を参考にしてconfigを書いていきます。
ネットワークは非常に単純です。
ルータはどこのご家庭にも1台はあるであろうUNIVERGE IX2215を使っています。
ルータをゲートウェイとしてインターネットに抜けていきます。
LAN側は1セグメントだけです。
※いずれは来客系、プライベート系、サーバ系……などと分けたいですね。
config例は以下です。
■やってみた
設定投入し終わったら、早速pingで疎通確認しましょう。
※勿論IPv4,v6両方で確認します。
速度測定してみると以下のような感じです。
※日曜午前中のデータです。
※しまった、設定変更前のデータをとっていない。。
上り下りともに1Gbps近く出ています。
途中にある機械の性能上限まで出ている感じですね。
LAN側のネットワークが10Gに対応していないので、今のところあまり恩恵は感じないのが残念なところです。
夏のボーナスでぜひ10G対応のスイッチをですね……
弊社の先輩曰く「光配線はあたり前。cat6A/7は甘え」だそうです。怖いですね。