2014.09.11
営業
岐阜県大垣市は「枡」生産量日本一
こんにちは!
営業部マネージャーの山口です。
営業部マネージャーの山口です。
ミライネットがある岐阜県大垣市は「枡」の生産量が日本一です。岐阜や長野の良質なヒノキが手に入りやすいので、明治時代くらいに盛んになったとか。
こうした地元の文化をふまえ、ソフトピアジャパンエリアにあるワークショップ24で「第18回交流セミナー枡づくり体験に挑戦」が開催されました。この交流セミナーは毎回色々なゲストをお招きして行われているイベントで、ほぼ毎月行われています。
というわけで、今後出展する展示会のブースで、地元大垣市を知ってもらうためのノベルティグッズとして皆様にお配りできるよう「枡」を作ってきました。
大垣市にある有名な枡メーカー「有限会社大橋量器」様から派遣されてきたイケメン講師。おそらく枡業界でも屈指のイケメン職人だと思います。
「枡」は現代では日本酒を飲む道具と思われがちですが、元々は「計量器具」。お米を統一規格で計量するために豊臣秀吉あたりが作ったとか。
「枡」は現代では日本酒を飲む道具と思われがちですが、元々は「計量器具」。お米を統一規格で計量するために豊臣秀吉あたりが作ったとか。
これが今日の材料と道具。てっきり完成した枡に絵を書く程度かと思っていたら、木の板(切断済)から作る感じ。本格的やないか!
木に接着剤をつけて、とりあえず四角い状態にしたところ。接着剤があるとはいえ、ユルユルでは意味が無いので結構キツめ。木の状態や組具合によっては少し菱形になったりするので、木槌で丁寧に修正します。
私の枡はくみ上げた段階ですでに美しい真四角。イケメン講師も少しみただけでOKとの事で、枡職人としての第一歩は合格。
私の枡はくみ上げた段階ですでに美しい真四角。イケメン講師も少しみただけでOKとの事で、枡職人としての第一歩は合格。
ちなみに上の写真は底側からみたところ。木の組み方で、上か下かが決まるのですが、どういう理由で底が決まるのかは、展示会のブースでスタッフの誰かに聞いてみてください。
さて、くみ上げただけでは微妙な素材の差から、四隅がガタガタになってます。組んであるところなんかは結構デコボコ。
そこで
電動ヤスリでガリガリ削って面をきれいにしていきます。イケメン講師がやさしくフォローしてくれるので初心者の私も美しい仕上がりに。もうイケメン講師にかかれば大垣市民は全て枡職人になれるのではないかという勢い。
大橋量器様の工房では三枚刃の電動カンナ(みたいなもの)で一気に美しく削るらしいのですが、出張教室でそんなものを持ち込むことはできないため、本日はこのような電動ヤスリ。削る機械と木屑を吸い込む機械の負荷でばんばんブレーカーが飛んでました。
というわけで片面だけ削ったところ。ちょっと削りが甘いですが、奥が削る前、手前が削った後。底板との境界が美しく段差無くし上がってます。
皆様にお届けする枡がガタガタでは恥ずかしいので、丁寧に時間をかけて4面とも削っていきます。
焼き印専用機器で焼き印を入れて完成。結構細かい模様まで印字されます。
展示会のブースで詳しくお話を聞いていただいたり、訪問のアポをいただいたお客様にお配りします!大垣の枡をお楽しみに!100個くらい用意する予定です!
展示会のブースで詳しくお話を聞いていただいたり、訪問のアポをいただいたお客様にお配りします!大垣の枡をお楽しみに!100個くらい用意する予定です!
1個作るのに90分(電動ヤスリ待ち時間含む)かかりましたが?
100個作ると9,000分かかりますが?
・・・・・。
というわけで、大橋量器様に生産をお願いしました。
どんな枡が出来たかは、平成26年9月8日現在まだ手元にありませんので、届き次第ご報告いたします。