【MiraiNet】お世話になっているコマンド集
私たちはお客様からメールが届かないなどの調査を依頼された際に
サーバにログインしログから原因を探しています。
映画などで見られる黒い画面です！
今回はそんな時にお世話になっているコマンドについて紹介したいと思います。
それは「grep」です。
このコマンドはファイルの中の文字列を検索するコマンドです。
使い方としては下記です。
#grep “mirainet” log
→logファイルの中のmirainetが含まれている行を表示
特定の時間に絞って調査したい際や
特定のアドレスについて調査する際など様々な場面でお世話になっています。
またAND検索も可能です。
#grep “mirainet” log | grep “2024/01/01”
→logファイルの中のmirainetと2024/01/01が含まれている行を表示
|(パイプ)を組み合わせて使うことで複数の条件で検索し
膨大な情報量のログの中から必要な情報のみを抽出しています。
grepコマンドの便利なオプションをいくつか紹介します。
１つ目は「-i」です。
これは大文字と小文字を区別せずに検索してくれます。
#grep -i “mirainet” log
→mirainet,MIRAINET,MraiNetなど区別なく表示されます
２つ目は「-e」です。
これはOR条件で検索してくれます
#grep -e mirai -e net log
→miraiとnetのどちらかを含む行が表示されます
３つ目は「-v」です。
これは指定した文字列に一致しない行を表示してくれます
#grep -v mirainet log
→mirainetを含まない行を表示
便利なオプションはまだまだたくさんありますがこの辺で、、、
他のお世話になっているコマンドについても紹介できたらなと思います。
