2014.10.23
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免震ゴム立会検査にいってきました!
こんにちは。建築ブログ担当の若原です。
先日、免震ゴム立会検査の検査官として横浜ブリジストン工場へ行ってきましたので、その様子をお届けします。
立会製品検査とは、ミライネットデータセンターパークに納品する免震ゴム10基の内、代表品1基において工場内で性能・寸法・外観検査を立会で行う検査です。
では、早速性能検査の様子です。
免震ゴムを大きな免震装置に入れ2つの試験をおこないました。
鉛直検査
約330t〜610t の荷重を3サイクルかけ建物を支える柱としての性能を検査する試験です。
確かに、建物の下にゴムが設置されていますのでつぶれてしまっては意味がありません。
もちろん、610tの負荷がかかっても数mmの変化のみでビクともしませんでした。
水平検査
水平検査では、水平方向へ 200mm の変形を3サイクルかけ、変形に対してどれだけの力を吸収するのかを検査する試験です。
鉛直検査では硬い性能をしているのに水平方向へは、柔軟に変形している様子を見ることができました。
続けて寸法の様子です。
鉛直検査、水平検査が完了した後、
- 高さ
- 傾斜
- ゴムの外形
など、ノギスや定規などを使い規格通りのサイズなのか検査を行いました。
続けて外観検査の様子です。
免震ゴムにこすれ傷、傾き・変形、異物付着が無いか確認しました。
検査結果はもちろん合格とさせていただきました!
検査した免震ゴムは近く納品され、11月中に設置をおこないます。
大垣市で想定される震度6強クラスの地震動にも耐えるブリジストン様の免震ゴムについては 、めんしんチャンネルを見て下さい。
次回は設置の様子をブログでお届けします。